翡翠滴る新茶かな
2003年4月16日藤波の花の盛りになりにけり平城(なら)の京(みやこ)を思ほすや君 太宰府 防人司佑(さきもりのつかさのすけ) 大伴四綱 万葉集3.330
藤波の風に誘はれ朝歩む杜のみやこの山辺に住はば 麦秋 仙台回想
桜草伝ひ歩きの第一歩
紫陽花や歩行器の子の一周り
盆踊り星を仰いで二歩さがり(回想)
滴れる翡翠 の粒の新茶かな
粒にして翡翠滴る新茶かな
若駒の桜の苑に歩み初む
静内や落花に走る仔馬かな
水を汲む吾を余して花吹雪
試歩の子に天の賜もの紫雲英晴れ
藤波の風に誘はれ朝歩み
藤房を指差す吾子を抱きあぐる
菖蒲田にさざ波いつもありしかな
あやめぐさ今も江戸川渡し舟
桜蘂降りし行商魚売る
露座佛に降り止まずなり桜蘂
雛の日の妻にはなむけ旅ひとつ
遠富士や海に数多の桜蘂
花筏破りて鯔の跳ねあがり
桜蘂あまた降り敷き復活祭
復活祭胸の十字架誰がためぞ
みちのくの遠の朝廷の遅桜(多賀城跡)
歌時計うたふ駅前林檎買ふ
紅薔薇の香りを隠す紙一枚
枇杷の花退きし職場の夢も見し
春大根卸しやうやく翠の夜
弁当にたっぷりレタス詰め込みぬ
(明日子さんへ、お米より沢山レタス食べました。言霊という言葉を大事にしたいと思います。 「初めに言葉あり、言葉は神と共にあり、言葉は神なりき ヨハネ福音書1-1」)
藤波の風に誘はれ朝歩む杜のみやこの山辺に住はば 麦秋 仙台回想
桜草伝ひ歩きの第一歩
紫陽花や歩行器の子の一周り
盆踊り星を仰いで二歩さがり(回想)
滴れる翡翠 の粒の新茶かな
粒にして翡翠滴る新茶かな
若駒の桜の苑に歩み初む
静内や落花に走る仔馬かな
水を汲む吾を余して花吹雪
試歩の子に天の賜もの紫雲英晴れ
藤波の風に誘はれ朝歩み
藤房を指差す吾子を抱きあぐる
菖蒲田にさざ波いつもありしかな
あやめぐさ今も江戸川渡し舟
桜蘂降りし行商魚売る
露座佛に降り止まずなり桜蘂
雛の日の妻にはなむけ旅ひとつ
遠富士や海に数多の桜蘂
花筏破りて鯔の跳ねあがり
桜蘂あまた降り敷き復活祭
復活祭胸の十字架誰がためぞ
みちのくの遠の朝廷の遅桜(多賀城跡)
歌時計うたふ駅前林檎買ふ
紅薔薇の香りを隠す紙一枚
枇杷の花退きし職場の夢も見し
春大根卸しやうやく翠の夜
弁当にたっぷりレタス詰め込みぬ
(明日子さんへ、お米より沢山レタス食べました。言霊という言葉を大事にしたいと思います。 「初めに言葉あり、言葉は神と共にあり、言葉は神なりき ヨハネ福音書1-1」)
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