しばらくは湖一ぱいの花火かな 小林一茶
The big firework !
Over the lake
For a brief moment. Issa
麦秋 拙訳

梅雨入りや蟻一匹の急ぎけり  麦秋
The rainy season
An ant hurry to walk
Bakuyu

短歌コーナー
わらべ絵のおおらかにして大空に虹の橋あり象の渡れり
燕の子やかましくまた可憐今朝は飛翔の羽ばたき始む
たおやかに傷つき易き吾がこころ君はまことを試さんとする
まだあげそめぬ前髪の林檎のもとに見しきみのいまはかすかに染めたると知る  (藤村の本歌取りでした。 )
葛餅のぷるるんとして逃げたるは君の心を何故か思はむ

俳句コーナー
納骨は五月雨途切れ午後三時
新しき水着見せたきプール際
紫蘇の葉を薬味としたり冷素麺 
黒南風や黒猫隠る縁の下 
地下駅を昇り来たりて花さつき
紫陽花を一輪摘むは妻のため
高層にはるばる来たる蟻一匹
令夫人泳げばやがて熱帯魚

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