短歌コーナー
ふと君のおもかげ映す吾が瞳見つめたいのに何故か君は避けたる

俳句コーナー
夾竹桃その影に居る黒き猫
水中花今日も生きてる不思議かなる
亡き母の好きなる心太(ところてん)供ふ
浴衣着て男の胸は骨太く
浴衣着てをみなの胸はふくよかに
西鶴のおみな恋に死星月夜
単衣着て袖にぞ風を遊ばせよ
観覧車五色を点す星月夜
激しくも雷雨の去りてみどりの夜
涼しさや湧き水汲みて薬飲む
清姫の打ち掛け蛇の衣(きぬ)となり
清姫の激しき恋よ虹の橋
わが恋をケルンに託し山を去る
わが思ひ沖のヨットの帆に託し
橋杭岩の沖にぽっかり雲の峯
浮き輪してやや遊ばせる雲の峯
新幹線終着の駅驟雨かな
少しなるビールに酔ひてもの忘れ
桃の香のまったく満ちし甲斐盆地
ハンモック吊り森林浴の夕べ

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