♪〜(^−^)〜♪
鯖雲やこの世には煩はしきは数多あれど大和歌にてしばし遊ばむ
鯖雲を切り裂き走る飛行雲やがて消へゆく水平線に
ペニシリン無き世に逝きし若かりし佳人の頬に薄紅残る

雷鳥の羽色の変はる鰯雲
露座佛の掌にこそ憩ふ赤蜻蛉
水打って借景の山鎮まりぬ
潮の香の九十九里浜夕の虹
軍服の父に供ふは茄子の馬
青空に散るは真白き夾竹桃
神宮の神馬は白木百日紅
水軍の洞と伝ふ潮嵐
昼顔の九十九里浜キャンプ終ふ
八雲立つ出雲の駅のとろろ蕎麦
菊月の宴に賜る走り蕎麦
八雲立つ城はさやかに鳶の笛
八雲立つ出雲さやかに鳶の笛
露踏みて太極拳は鶴の舞 
青葉潮漁船になびく軍艦旗
出雲なる八雲旧邸青芒
真似をして草笛吹けば君の声
秋燕友に飛びたし夢の国
秋祭太巻きの海苔光りあり
玻璃扉横斬り帰燕の雲に去り

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