(*^−^*)
寧子さんの散歩の小径萩零れ数多乙女の京を訪ねり
白鷺の風の中から舞ひ降りて桂川にはさざ波起こる

青芒一束入れし通草籠
夕歩み秋津のなかに居るばかり
剃刀とも思ふ柿紅葉
鯖雲の誘なひありて旅ごころ
ショパン聞いて旅立ちの今朝の秋
コスモスの百万本に子を捜す
ショパン聞きさやかに生まる旅ごころ
その婚は波乱含みや芋嵐
柿渋の絵の匂ひけり手紙の絵
水汲みて紅葉の降れるなかに居し
水汲めば数多降りける紅葉かな 
十三夜ひとり思へば旅ごころ
遠き世の螢の魂の明滅す
癒される言葉に乾き秋灯し
少年の夢は忘れじ鰯雲
愛のある言の葉欲しく夕月夜
泉への小径いっぱい紅葉降る


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