今日の日記

2003年10月11日
(*^−^*)
「肩書き」  坂本真民
なんの肩書きもいらぬ
人間であること
人間らしい
人間であること

絶えゆかむ命をつなぎ、種の持続僅かに残す、Nipponia nippon、幻の鳥その悲しみのごと 宮冬二
あきらけく島山明けて空に鳴くこそはすれ朱鷺渡るらし   宮冬二

萩の寺野点の抹茶まつたりと
東山八ツ橋食めば萩零れ
白鷺の舞ひ降りたれば萩の風
菊の寺手打ち饂飩は薄味で
わが愛す寧子の小径の草紅葉
東山早やも夕焼走り蕎麦
高台寺はずれの茶屋の走り蕎麦
天高し白鷺舞ふも桂川
天高し白鷺舞ふも渡月橋
いまもなほ寧子の小径の萩零れ
寧子さんの手植と伝ふ萩零れ
萩よろし蕎麦また旨し高台寺
三年坂より三重の塔萩の風
三年坂より朱の塔見へて萩の風
七味屋の坂を降れば萩の寺
あぶな気に舞妓の降りくる萩の坂
朱鷺逝きて大和哀しき菊の月
籾を焼く煙に隠る寒風山

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