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朱鷺逝きし大和哀しき星月夜この還らざる鳥還らざる自然

遅れては追ひつく夫婦二輪草
山霧の濃きより妻の現れる
秋立つや翠濃き茶を淹れにけり
白板のギリシャ文字消し夜学終ふ
甲斐駒のかげの濃くなり鰯雲
絵手紙の恥かし嬉し曼珠沙華
素秋なる竹のみどりに驚きぬ
嵯峨素秋竹のみどりに驚きぬ
朱鷺逝きて大和し哀し鰯雲
星月夜朱鷺に捧げし鎮魂歌
菊の月朱鷺に捧げし鎮魂歌
電子辞書座右夜長の句作かな
うつし世のはかなさを見し水引草
掬ひたる果物一つ水澄めり
みどりごは汽車が大好き秋桜
赤蜻蛉案内するかに京の坂

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