(*^−^*)
林檎より柿が好きなる吾なれば駅前の店しばし彷徨ふ

夢に見し木犀の香の君が居し
訪れし家のあたりに金木犀
蜻蛉を友とし遊ぶ終戦日
蓼の花月の光のひらり降る
月光の降りてきらめく花大根
花大根このささやかな幸せに
木瓜の花莟膨らむ兆しあり
石蕗の花さやかにも生く未亡人
吾亦紅夫にと活けて未亡人
妻に買ふ種なし柿の艶ありて
メルヒエンの国へと帰る秋燕
絵手紙に乗りて届きし小さい秋
境内に箒目入れて菊まつり 
鰯雲ゴルフクラブの古竈
酢牡蠣食ぶ留守なる妻を思ひやり

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