かぐや姫帰りさうなる月の夜
2003年11月6日11月5日東京モーターショウで骨髄バンクのお手伝いのボランテイアをしました。
秋桜心の傷み身の傷み
冬来ると言われて乳房柔らかし 鎌倉佐弓
みちのくの闇の深さに香りける稲の花こそ麗しきとこそ
オカリナの風の声にと応へけり故郷の山木霊するかに
今もなほ退きし仕事の夢にありあの懐かしくも苦しくもあり
山静か湖静か紅葉降る
追伸の床しき言葉菊の月
菊膾たっぷり食べて夕月夜
秋風の埴輪のまなこ通りけり
味噌汁にろころ甘き小芋かな
緊急医眉美しき夜の寒
宮城野の柿の溢れる小径かな
名刹の魚板を揺らす野分かな
宇治深し川に揉まるる萩の屑
栗おこわ涙し食みし少年期
唐辛子一点辛き批評かな
朝顔に朝の風来て紺揺るる
火の山の可愛ゆき煙文化の日
高山や川霧籠めの朝の市
秋青嶺かこみし町の朝の市
何処見ても秋の青嶺や一位彫り
眠りても目裏に残る柚子ひとつ
かぐや姫帰りさうなる月の夜
望月やかぐや姫より便り来し
秋桜心の傷み身の傷み
冬来ると言われて乳房柔らかし 鎌倉佐弓
みちのくの闇の深さに香りける稲の花こそ麗しきとこそ
オカリナの風の声にと応へけり故郷の山木霊するかに
今もなほ退きし仕事の夢にありあの懐かしくも苦しくもあり
山静か湖静か紅葉降る
追伸の床しき言葉菊の月
菊膾たっぷり食べて夕月夜
秋風の埴輪のまなこ通りけり
味噌汁にろころ甘き小芋かな
緊急医眉美しき夜の寒
宮城野の柿の溢れる小径かな
名刹の魚板を揺らす野分かな
宇治深し川に揉まるる萩の屑
栗おこわ涙し食みし少年期
唐辛子一点辛き批評かな
朝顔に朝の風来て紺揺るる
火の山の可愛ゆき煙文化の日
高山や川霧籠めの朝の市
秋青嶺かこみし町の朝の市
何処見ても秋の青嶺や一位彫り
眠りても目裏に残る柚子ひとつ
かぐや姫帰りさうなる月の夜
望月やかぐや姫より便り来し
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