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菊咲けり陶淵明の菊咲けり   山口青邨
百姓に花瓶売りけり今朝の冬    与謝蕪村

狛犬の欠伸もしたる菊日和
狛犬の欠伸するほど菊日和
狛犬の口あいていて菊日和
狛犬の口のあんぐり萩日和
石蕗咲いて灯台守の昼寝かな
石蕗咲いて灯台守の昼餉どき
全身の骨をほぐせし柚子の風呂
冬うらら沖に1隻白き船
冬うらら水平線に沖白き船
冬うらら子猫まろぶて戯れぬ
冬立つや静かに絵の具溶かす朝
父となり父を恋ふこそ鰯雲
菊日和杖を忘れて浜歩き
案山子には目鼻の無くて芋の風
栗飯の出来上がるまで句っを案ず
冬うらら子猫のまろぶ浜辺かな
町角に漂ってをり金木犀
トンネルを抜けて漁村は柿の秋
吾亦香ハンカチほどの風のあり
賜りし木の実の名前知らざりし
東山むらさきいろの夕時雨
みどりがごは祖母が大好き木瓜の花

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