玉のごとき小春日和を授かりし 松本たかし
2003年11月16日(*^。^*)
紀勢線蜜柑の花の咲く浜を通りて亦も山に入れる
玉のごとき小春日和を授かりし 松本たかし
朝顔の紺の映りし水汲めり
団栗の呟き聞こゆ夜長かな
鰤起こし立山連峰海に落つ
秋深し季語の一つを選び抜く
禅寺の魚板を打てば秋の蝉
煎餅を割る音のして夜長かな
埴輪には潮騒聞こゆ仕草あり
描きたる椿一瞬崩れけり
その君は気高くもあり冬薔薇(そうび)
あなたこそ令夫人にて冬の薔薇
人形の踊りだしける夜長かな
冬化粧電車のなかでは遠慮召せ
駅前は蘭の香りの午後三時
駅広場真紅に染めシクラメン
冬うららマリアチャペルの婚の鐘
猫背伸びするほどまこと冬うらら
珊瑚樹の実り豊かな句会かな
紀勢線蜜柑の花の咲く浜を通りて亦も山に入れる
玉のごとき小春日和を授かりし 松本たかし
朝顔の紺の映りし水汲めり
団栗の呟き聞こゆ夜長かな
鰤起こし立山連峰海に落つ
秋深し季語の一つを選び抜く
禅寺の魚板を打てば秋の蝉
煎餅を割る音のして夜長かな
埴輪には潮騒聞こゆ仕草あり
描きたる椿一瞬崩れけり
その君は気高くもあり冬薔薇(そうび)
あなたこそ令夫人にて冬の薔薇
人形の踊りだしける夜長かな
冬化粧電車のなかでは遠慮召せ
駅前は蘭の香りの午後三時
駅広場真紅に染めシクラメン
冬うららマリアチャペルの婚の鐘
猫背伸びするほどまこと冬うらら
珊瑚樹の実り豊かな句会かな
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