(*^。^*)
短日やけふも蛇屋の前通る 山口青邨
熱燗に応えて鳴くや腹の虫 日野草城

駅毎に水仙揺れて波の音 
初氷元気な足と元気な手
今朝の冬立耳立てている子猫かな
リュックから芋と牛肉河川敷
牡蠣鍋に箸の一斉望年会
雪乾く渡り廊下や渓の宿
酔ふ君と酔はないわたし柿を剥く
着膨れし牧師憂鬱妻居ぬ夜
片隅に蒲団重ねし旅座敷
閉校の窓枠へ雪しきりなる
御手洗に湧き水溢れ冬紅葉
小鼓の闇裂く響き神の留守
銀杏散る動かぬ汽車のの汽笛かな
虎落笛かすかな風朝鴉
雪ごもり亦も同じの里話

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