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Feburary 17 Tuesday 2004 Fair 8 ℃
1000 Central sports club swimming pool.

紅白に空を分かちて梅ひらく 高橋悦男
若布なびく海女の全身すりガラス 松田進
山の名を聞いて忘れる春の雲     大串章
忘れ湖いくたび春の雲通る      大嶽青児
蔵王より春雲なだれ茂吉の書     加藤知世子

化粧する鏡に映る花菜かな
春うららキリンは雲を反芻す
春の雲ひねもす食べているキリン
うららかな空に真白き蒲団干す

毛馬堤歩むに佳けれ春の宵
蕪村のこれぞ天才の証という傑作「春風馬堤曲」の馬堤とは淀川の毛馬のあたりの堤であります。麦秋は少年の頃夢に溢れてこの毛馬の堤を歩きました。きっと蕪村さんも同じように沢山の夢を持って毛馬の堤を歩いたかな。

菜の花のちりこぼれたる堤かな  滝井孝作

この句は蕪村の「春風馬堤曲」意識しているように思いますいかがでしょうか。

 各地から梅便りのこのごろですが何と驚き。
千葉市稲毛海岸駅前にもう河津桜咲きました。遠目には紅梅とも思いましたが、近く寄ると何と立派な桜です。
静岡の河津地方から移植したと聞いています。

遠目には紅梅と見し早桜   麦秋
駅頭はけぶるやうなる早桜

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