♪（＊^。^*)♪ 虞美人草今朝海光の満ち満ちて　

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April 5 Monday 2004 Fair Cloudy 16 ℃
1400 Central sports club， swimming pool.　1600 Ichibansen super market.

桜貝大和島根のあるかぎり　　　川崎展宏

鯛焼に餡の溢れて花の宴
鯛焼に餡のこぼれて花吹雪
師を母と慕ひし旅や鳥の恋
師を母と慕ふる旅や鳥の恋
百千鳥迎ふる山に師と遊ぶ
師の声はいつも近くに遠青嶺
師の声をいつも心に遠青嶺
ファックスに句会の誘ひ花吹雪

芥子の花満開です。芥子は虞美人草とも呼びます。麦秋の好きな詩です。

　　　　　　項羽
力抜山兮気蓋世　　時不利兮騅不逝　騅不逝可奈何　虞兮虞兮奈若何

力は山を抜き気は世を蓋（おお）ふ　時利あらず騅（すい）逝かず
騅逝かず如何すべきか　虞や虞やなんじを如何にせんと

騅は項羽の乗馬です。虞は項羽の恋人の虞美人です。BC202年の詩です。

虞美人草今朝海光の満ち満ちて　麦秋

春甘藍斬るを惜しみて卓に置く
夜の花見をみなばかりの声のして
猫の子の寝覚めの朝に花吹雪
草餅や終はり哀しき句会かな
師を慕ふ旅にしあれば鳥の恋
土笛を吹けば菜の花青き月
虞美人草今朝海光の満ち満ちて