青梅雨の麺の白さに驚きぬ
2004年6月12日 ポエムJune 12 Saturday 2004 Cloudy Rain 26C°
1000 Taikyokuken lesson at Saiwaicho CC. 1300 VO at Sencity building 12F near JR Chiba station.
湛湛として長江去リ
冥冥として細雨来る
杜甫
以下5句 朝 誌 2004年9月号雑詠投句
朝も早や運河の滾り枇杷稔る
短夜の夢に覚めれげ亦この世
青梅雨の少しの晴間富士かすか
牧師居ぬ教会の庭萵苣あまた
啄木鳥の谺と返る遠青嶺
朝 誌 課題句 2004年9月号投句
菊月の小さな句会紙風船
長月の細き雨なほいとほしみ
ーーー一ーーーーー一一一一
素麺に薬味たつぷり入れませう
素麺のー糸ー糸の美しけりや
青梅雨の麺の白さに驚きぬ
夜の蟻幾つ数ヘて人を待つ
悪口は自虐なりけリ夜の蟻
夜の蟻救い難たきや吾が自虐
昼顔や海の彼方に青き富士
寢たきりの母の重さや杜若
鉢を得てしばし震へる杜若
紫陽花のTシャツを着て買物に
玉虫を拾ひし紀州宵の雨
青富士やいづこにヨット航するや
青富士やにヨット宇宙に航するや
遠富士やいづこにヨット航するや
夏立つや木の香りして森の旅
桑の香や雨の郊外実験園
白菖蒲賜りし書を棚に置く
風青しサンダルを脱ぎ太極挙
十薬やTシャツを脱ぎ笛を吹く
弓を引く頬を掠めし若葉風
短夜の街灯のもと笛を吹く
笛吹けば子猫戯る海辺かな
海越しの青嶺の富士に笛を吹く
1000 Taikyokuken lesson at Saiwaicho CC. 1300 VO at Sencity building 12F near JR Chiba station.
湛湛として長江去リ
冥冥として細雨来る
杜甫
以下5句 朝 誌 2004年9月号雑詠投句
朝も早や運河の滾り枇杷稔る
短夜の夢に覚めれげ亦この世
青梅雨の少しの晴間富士かすか
牧師居ぬ教会の庭萵苣あまた
啄木鳥の谺と返る遠青嶺
朝 誌 課題句 2004年9月号投句
菊月の小さな句会紙風船
長月の細き雨なほいとほしみ
ーーー一ーーーーー一一一一
素麺に薬味たつぷり入れませう
素麺のー糸ー糸の美しけりや
青梅雨の麺の白さに驚きぬ
夜の蟻幾つ数ヘて人を待つ
悪口は自虐なりけリ夜の蟻
夜の蟻救い難たきや吾が自虐
昼顔や海の彼方に青き富士
寢たきりの母の重さや杜若
鉢を得てしばし震へる杜若
紫陽花のTシャツを着て買物に
玉虫を拾ひし紀州宵の雨
青富士やいづこにヨット航するや
青富士やにヨット宇宙に航するや
遠富士やいづこにヨット航するや
夏立つや木の香りして森の旅
桑の香や雨の郊外実験園
白菖蒲賜りし書を棚に置く
風青しサンダルを脱ぎ太極挙
十薬やTシャツを脱ぎ笛を吹く
弓を引く頬を掠めし若葉風
短夜の街灯のもと笛を吹く
笛吹けば子猫戯る海辺かな
海越しの青嶺の富士に笛を吹く
コメント