雨の日の怠け心や合歓の花

♪（＊^。^*)♪0706俳句
July 6 Tuesday 2004 Cloudy Rain 29℃
0900 Ocarina lesson at Saiwaicho CC. 1230 Takasu swimming pool.

ライラック香れる苑に大日傘立て茶会を開く乙女美はし

「朝」10月号雑詠投句
一斉に菖蒲に向けし車椅子
かび生れ硬き表紙の資本論
申される齢(よはひ)に見えず蛍狩り
太極挙修す青野を宇宙とし
賜りし白夜の国のチョコレート

「朝」10月号課題句投句
柿喰ひてしばらく俳句案じけり
逝きし人皆なつかしき木守柿

令夫人水着ぬらすにとまどへり
泳ぎきて遥かな夢の眠りかな
泳ぎきて深き睡りの遥かな夢
泳ぎきて深き睡りの深き夢
みどり児の手から賜はる日輪草
梅雨晴の幽かな富士に笛を吹く
礼拝の後の新茶の翠濃し
ソンブレロかぶりて歌ふ早春賦
鳥海の影ともなりぬ大青田
鋏まだ使へぬ園児夾竹桃
鋏まだ使へぬ園児新松子
祇園社の矛の巡行夏の雲
祇園社の矛の巡行新松子
祇園社の矛のねり行く新松子
絵手紙に矛の巡行夏の雲
触れるより散り泰山木の花
散り急ぐくちなしの花墨彩画
散り急ぐくちなしの花墨を磨る
古代蓮大ぶりに咲く朝歩きみ
古代蓮の大ぶりを賞ず朝歩み
賜りし泰山木の花重し
絵手紙に矛の巡行雲の峯
雨の日の怠け心や合歓の花
雨なれば朝のニ度寝や白木槿