♪(*^。^*)♪
August 12 Thursday 2004 Fair 33℃
0900 Takasu swimming pool.

白桃を洗ふ誕生の子のごとく    大野林火

思へれば許しのあれば戦無く平和あれかし世界の大国
クロマチックチューナーなる音階計針の触れるを暫し楽しむ

峠には
高きケルンの
ありにけり
幾多の人が
鐘の音聞く

駒草を
触れて離れて
山雲の
心ありせば
見せよ頂き

海越し揚がる花火の真円に
来し方を思ひ涙す終戦日
玉音のかすれておりし終戦日
秋の立つやかすかにも見え遠嶺富士
アルプスの遠嶺にありし雪の襞 
自転車の籠をはみ出す西瓜かな
雲を生む遠き白馬や?揚羽
水馬少年の夢果てしなし
泳ぎ終へ石鹸の泡まとひけり
安曇野の水の轟き青田風
安曇野の水の轟き黍の花
泳ぎ終へただゆつくりと髭を剃る
早朝の畑仕事や黍の花
黍の花ほうけし朝の畑仕事
ししうどの花遠嶺には茜雲
ししうどの花峠には大ケルン
ししうどやケルンにひとつ石重ね
駒草やケルンにひとつ石重ね
青田風ふところに入れ笛を吹く
向曰葵の畦にぞ立てし楽譜台
山へ行く鞄に秘めし土の笛
泳ぎける心のゆとり髭を剃る
休校のスキー学校黍の花
雪渓の水の轟き青田風
雪渓の水の轟き黍の花
オカリナを吹けば青嶺に雲生れ
駒草や山の天気は気まぐれで
安曇野の雲のなかなる桃畑

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