五龍岳早や秋風のなかに聳つ

2004年8月18日ポエム

♪（＊^。^*)♪
August 18 Wednesday 2004 Fine　30℃

愚かなる指導者始む戦にていつも平和自由と称ふ

川に添ひ聞こへて来たる盆の唄
終戦日と言へば直さる敗戦日
川風に乗りて聞こへる浜音頭
川波に乗りて伝はる浜音頭　
アルプスの風に散りたる萩数多
頼朝の船出の浜に盆の唄
五龍岳早や秋風のなかに聳つ
明らかに高き嶺には雪のひだ
水門を打つ白波も秋の音
松籟や波音さへも秋の声

防人の船出の浜に萩の風
防人の船出の浜に萩ぞ散る
(663年に大和朝廷は朝鮮半島の内戦に介入し白村江の戦いに大敗しました。大陸からの攻撃を恐れた大和朝廷は関東の農民を防人（崎守）として九州に徴兵しました。多くの農民は故郷に帰ることはできませんでした。)