2003 December 30 Tuesday
0930 Jusco marinpia. 1500 Recycle shop near katumata driver’s school. Bought an Ocarina
のこりものに福あるみかん一つか 久保田 万太郎
鵯(ひよどり)のそれきり鳴かず雪の暮 臼田 亜浪

松飾り扉に掛けて寡婦一人
元日のにおの遊びもめでたくて
容赦なき金剛下ろし冬仕事
年市の飾りを買へし靴雑踏
供花に買ふ早咲き紅のチューリップ
年市の花売娘まめまめし
2003 December 29 Monday
1300 Central sports club swimming pool.

その昔軍隊持たぬと誓ひしが今自衛隊海外派兵す
その昔弁当買へて飛び乗りし汽車のこ汽笛を思ひ出しけり

数え日の泳ぎ納めとなりにけり
爆ぜ栗の鍋を飛び出す丹波かな 
でかんしょの唄の跳びだす年忘れ
マスクして眼美(まなこは)しきや眼科女医
篠山の黒豆豆腐甘かりし
故郷に小芋の汁を食べに行く
千両の鮮やかな実を求めけり
風の日は風の声して白鳥来
柘榴が口あけたたはけた恋だ
愛さるることの淋しき冬紅葉
2003 December 28 Sunday
0900 IBBC. 1530 Hippo cantamos concert preparation meeting.

寒星に吹くオカリナのわらべ唄
マフラーに首を沈めて終句会
咳こめば包丁の乱れあり
初雪や鯉の大口水面に
初雪の溶けて畑に青きもの
冬の蝿句会の菓子に遊び来し
忘年会背広一着忘れあり
歳末の古書店混みて何も買はず
朧月の書肆に予約の民謡集
サンタの絵葉書に張りてごあいさつ
2003 December 27 Sturday
0900 Mihama library. 1000 Taijichen or Taikykuken lesson at the Saiwaicho community center. 1300 Asa Haiku meeting at Inage gallery.

背広より零れ聖樹の作り雪
雪富士に吹くオカリナの童唄
寒卵買ふ雑踏の波のなか
雪富士に白濤高き総の海
一葉の眉の美(は)しきや寒の入り
海へ落つ夕日みむとて花菜径
亡き祖母の懐思ふ小六月
菜の花や今朝は歯医者に行く憂ひ
犬の目の沖を見ている小六月
絵手紙の白水仙の葉の捻れ
花ユッカ咲き一筋の飛行雲
筋肉を軋ませている寒稽古
2003 December 26 Friday cloudy
0930 Mihama library. 1020 Central sports club swimming pool.1200 Osyo chinese restaurant.

静かにも師走の柳散りにけり
逝く年を惜しみて靴を磨きけり
咳をして極月の夜買ひものに
オカリナの音の澄みける聖夜かな
絵手紙の千両に寄せ今喪中
灯油売り寒星の道来りけり
寒鯛の荒汁食べて良く眠り
富士見れば早元日とも思ひけり 
December 25 Thursday Fair Christmas
1600 Central sports club swimming pool.

燭の火を友に繋ぎし聖夜祭
冬落暉妻へと作るポテサラダ
燭の火の小さき幸を喜べり
聖夜には赤き燭持ち祈りけり
背広より聖樹の雪の零れけり
地に平和来たれと祈る聖夜かな
降誕祭祈る英雄無きことを
火を消せば妖精見ゆる聖夜かな
渋柿をじっくり描きクリスマス
ハンドベル音色煌めく聖夜かな
December 24 Wednesday Fair Christmas eve
0900 Mihama library. Jusco Miraido book store. 1000 Central sports club swimming pool. 1930 IBBC candle servise.

餅大切に食べるあした水色の天気 阿部完市

燭の火を友に移して聖夜祭
雪富士に吹くオカリナの童唄
小春日や心の空虚満たすわらべ唄
小春日やふと口ずさむわらべ唄
滝壺の春待月の静けさよ
丹波にはでかんしょ節の年忘れ
芭蕉墓碑や近江に光る寒の星
灯台の岬白濤冬かもめ
December 23 Tuesday Fair Emperor’s birhtday
1300 Central sports club swimming pool. Butterfly and back stroke swimming lesson of Miss Kan.

人間の海鼠となりて冬籠る    寺田寅彦
物干の影に測りし冬至かな 正岡子規
いつの間に昼の月出て冬の空 内藤鳴雪
冬枯れや平等院の庭の面 上島鬼貫
富士見ゆる日和(ひより)となりぬ都鳥 皆川盤水

冬薔薇の一束買ふは妻のため
風邪引きし妻へと作る生姜汁
寒卵買ふ雑踏の波のなか
紋白蝶浮かれるほおどの温さかな
白鳥を友と見しあと幾年か
大雪となり燭一本の聖夜かな 
面壁の煤を払ひし達磨かな    
働きし達磨に柚子湯湧かしけり
冬芝を宇宙となして太極拳
小さな手つなぎて歌ふ聖誕祭 
クリスマス賛美歌奏でハンドベル
小さな燭集まり歌ふクリスマス



1000 Ichhibansen super market. 1015 Central sports club swimming pool.

よく見れば大きくもあり雪の富士
聖夜には燭の明かりの眩しくて
手作りの燭台軽き聖夜かな
雪富士に白濤高き総の海
喪の葉書記すは春待つ心にて
長き夜や病ひの友に電話せし
忘年やオカリナで吹く童歌
オカリナの音のかすれや鎌鼬
初霜の朝また宜し太極拳
浅草は懐かしき町一葉忌
一葉の眉のうるはし寒の入り

今日の日記

2003年12月21日
0900 IBBC. 1500 Mihama library.

雪雲の彼方に見ゆる富士大き
おでん屋の暖簾に長身折りて入りにけり
死語となる三等車に雪降りぬ
雪籠めの三等車に雑魚寝かな 
taly
一番近い地下鉄の駅はどこですか?
Dove si trova la stazione piu` vicina della metropolitana?
彼らは十字のユニフォームでプレイするでしょう。
Giocheranno con la maglia crociata.

1000 Taijichen lesson at saiwaicho community center. Lunch meeting of Taijichen club atSuikoden. 1330 Japanese teaching volunteer at Chiba city International society. 1500 Hippo snac meeting at Mayo’s house.

寒星の一つに母あるか今地球には山茶花咲けり

大戦をまぬがれて生くや寒月夜
托鉢の僧の若さや寒の月
雪富士のことさら見へて寒厳し
花八ツ手が目印人を待つ
電工の高きにありて眉の月
済みません。今までは俳句日記以外はWordでファイルを作って別に書いていましたが、2重の日記は書けなくなりましたので、ここに統一します。スペル誤り、文法誤り平気、何国語でも平気めちゃくちゃ日記です。
1900 Classic guitar lesson at Jusco Simamura music shop.Bought music sores. 2030 Centaral sports swimming pool.

大銀河より星の囁きとどきけり
土笛をひょうひょうと吹く冬の星
寒星にとどけと吹けり土の笛


1000 Central sports club swimming pool. 1200 Lunch at Shin Suruga.

本買へば表紙が匂う雪の暮 大野林火

乗りついで新米買ひし昔かな
木に草に春隣兆しけり
煙立つ所に家や冬支度
冬草のなかより小犬まろび出で
その少女電車のなかで冬化粧
牛鍋に涙ありけり少年期
忘年会手締三回にて終はる
風呂吹を食めば心の暖かく
黄落の尽くること無き応挙展
雷神の少し平穏春待月
野葡萄の蔓引きたれば空動く

済みません。今までは俳句日記以外はWordでファイルを作って別に書いていましたが、2重の日記は書けなくなりましたので、ここに統一します。スペル誤り、文法誤り平気、何国語でも平気めちゃくちゃ日記です。
(*^。^*)
1000 Painting letter lesson at Takahama community center. 1230 Mihama library.1300 Central sports club swimmming poo. 1930 IBBC.

もの学ぶ冷たき顔つめたき手 阿波野青畝
躓きし石生きてとぶ枯野かな 川端茅舎
世に住まば聞けと師走の砧かな 井原西鶴

思ふこと相へば嬉しき初便り
海へ落つ夕日みむとて花菜径
白菜の奥歯に沁みる甘さかな  
(*^。^*)

大根をたっぷり卸し秋刀魚焼く
まったりと甘きべったら賜りぬ
犬の目の沖を見ている小六月
お神楽の笛の穏やかなる紅葉かな
紅葉降る丘に聞こへし神楽笛
綾子亡きまた欣一亡き小六月
冬菊の川靄のなか散りにけり
菜の花や今朝は歯医者に行く憂ひ
絵手紙の時雨に濡れて届きけり
絵手紙の白水仙の葉の捻れ
(*^。^*)
遺書父になし母になし冬日向    飯田龍太

茹で卵三つ作くりて冬の旅
橋立や蟹の甲羅を数多見し
菊日和けふは姑良き機嫌
賢妻に鈍なる夫冬帽子
花ユッカ咲きて暖炉を開きけり
花ユッカ咲きて遠嶺に飛行雲
湯冷めして蒲団の向きを直しおり
天も地も星の溢れし聖夜かな
オカリナで聖夜を吹けば星の夜
フロントに聖樹に置くは金の星
絵手紙のあざらし着きて小六月
新暦古き暦に重ねけり
友の言ふ望年会とはまた良けれ
白鳥は風に便りと共に来し
胸にさへ紅葉降りけり業平忌
帰り花波に散るさへ胸傷む


(*^。^*)
獰猛(どうもう)と記され鰐の冬眠す 山口波津女

尖る灯台丸い地球に冬が来る
冬木立坂を降れば七味売り
筋肉を軋ませている寒稽古
靴ひも締める力やスケーター
木枯らしや衛星放送テロ告げる
小春日やひとりごとにて有り難う
休日は猫のごとくに冬歩く
師走には絵手紙の猿笑いけり
悪戯が好きな嬰児冬青空
姉さんが童謡唄ひ雪こんこ
むらさきを着るときめたり年忘 宇田喜代子
人に家買うはせて我は年忘れ 芭蕉
姥ふえてしかもいかも美女なし年忘れ 其角

朝曇りクリスマスカクタス咲きし便りかな
水仙の咲けば亡き人思ひけり
白鳥の飛来す逆波越の湖
黒潮の潮騒聞こゆ冬の旅
水仙の駅水仙の道房の国
絵手紙の文は小筆は文化の日
朝寝にはあんんかが好けれ一葉忌
房の国総の国懸け帰燕かな
越中の薬屋来たる冬の虹
マラソンの冬の空気を押しちく
灯台の空を遥かに帰燕かな

(*^。^*)
短日やけふも蛇屋の前通る 山口青邨
熱燗に応えて鳴くや腹の虫 日野草城

駅毎に水仙揺れて波の音 
初氷元気な足と元気な手
今朝の冬立耳立てている子猫かな
リュックから芋と牛肉河川敷
牡蠣鍋に箸の一斉望年会
雪乾く渡り廊下や渓の宿
酔ふ君と酔はないわたし柿を剥く
着膨れし牧師憂鬱妻居ぬ夜
片隅に蒲団重ねし旅座敷
閉校の窓枠へ雪しきりなる
御手洗に湧き水溢れ冬紅葉
小鼓の闇裂く響き神の留守
銀杏散る動かぬ汽車のの汽笛かな
虎落笛かすかな風朝鴉
雪ごもり亦も同じの里話

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